消したはずの過去の記憶がそうさせるのか
知りもしないはずのぬくもりを求めるこの魂は
いったい誰のものなのか
自分のものだと思っていたのに
他人のものかもしれないと
気付いた途端に混乱をきたす
心と躯がバラバラなものだったとして
躯の在りかは明らかなのに
心の在りかは探しても探しても見当たらない
そうしてもっとバラバラになって
戻せないくらいバラバラになって
混乱を通り越して混沌の海に沈んでく
混沌の闇に埋もれてく
消したはずの過去の記憶がそうさせるのか
知りもしないはずのぬくもりを求めるこの魂は
いったい誰のものなのか
自分のものだと思っていたのに
他人のものかもしれないと
気付いた途端に混乱をきたす
心と躯がバラバラなものだったとして
躯の在りかは明らかなのに
心の在りかは探しても探しても見当たらない
そうしてもっとバラバラになって
戻せないくらいバラバラになって
混乱を通り越して混沌の海に沈んでく
混沌の闇に埋もれてく
愛される人は最初から決まっていて
愛されない人も最初から決まっていて
自分が後者だと気付いた瞬間
あぁ独りで死んでいくのだと
受け入れ難い現実を
ただ受け止め
ただ受け入れる
躯は拒否反応を起こし
心はひたすらに逃避を求める
それでも
ただ受け止め
ただ受け入れる
先は靄に包まれ見えなくなり
過去の記憶も虚ろになる
現実に向き合えば
己の不用さに出会う
全てが無意味に思えても
ただ受け止め
ただ受け入れる
1mmにも満たない希望とか
奇跡とかいうものを請い願い
この世という世界に脚を留めて
ただ受け止め
ただ受け入れる
思い込みの激しい君を
僕はどれだけ守れるかな
近づいたと思った途端
心 離れてくから
その手に触れることができたらきっと
指先から不安を取り去るのに
拒絶されるのが怖くて
なかなか一歩 踏み込めない 弱い心
恐怖に怯えて伸ばせない手をしまいこんで
ただ君の姿 目で追いかける
手を伸ばさなきゃ
その手 掴まなきゃ
不意に消えてしまう前に
君の瞳に映るのは僕なんかではなくて
きっと輝く未来なんだろう
僕の心には映っているよ
君のキラキラな容姿
眩いばかりに輝いて僕は悲しい
手も届かないほどのところで
僕はそっと見守って
そっとさよならするから
輝く瞳にそっとさよなら
「頭を撫でてくれる人すらいない」って
嘆いているあなたは私の写し鏡
影もなく気配すらなく
そんな日々がいったいいつまで続くのかと
寿命が伸びたこの街で
二次元に引きこもりたくなる
現実逃避の旅へ出掛けようか
きっと大丈夫
周りのいい歳した大人たちだって
電車の中で新聞じゃなくて漫画を開いてる
あぁ私の写し鏡
いつになればその嘆きに終わりがくるの?
三次元の旅を始められるように
不安の矢印と希望の矢印は同じ方向を向いてて
どちらか一方がかけるとか
どちらか一方が増えるとか
きっと無いんだろうな
うん
きっと無いんだろう
常に希望には不安が付きまとって
その先に希望が見えるから不安にもなるんだ
増えることはなくても
かけることはなくても
それぞれの矢印の長さが違うから
だから
だから不安だとか希望だとか
感情の波がどちらかに傾くんだろう
きっと
もし二つの矢印が同じ長さだったら
そんな時はきっと
どちらの波も感じられないんだ
だからきっと
矢印の長さが違うのは
例えそれが不安の矢印の方が長くても
きっと幸せなことだ
きっと幸せなことだ
哀しみの中 すり抜けてきたはずなのに
その先に見えるのは またカナシミノイロ
何処までも何処までも続いてくそのイロは
背中にも続いてる
迷いなくきたはずなのに
それはまるで迷路のよう
抜け出せないループにはまりこんだこの身を
どう抜け出させたらいいというの?
カナシミノイロ それはまるであの日のイロ
カナシミノイロ きっとそれは明日のイロ
瞳を開けた瞬間 とびこんできたのは
いつもと同じカナシミノイロ
みる度みる度 心の温度が下がってく
そんなイロ
もう二度と見たくないな カナシミノイロ
これ以上目の前に表れないで カナシミノイロ
でも もしもそれで
そのイロ見せたくない人が救われるというのなら
いくらでも受け止めるよ
カナシミノイロ
あの人には見せたくないな カナシミノイロ
あの人には見せたくないな
カナシミノイロ
だからお願い カナシミノイロ
あの人のところに姿を見せないで
変わりにこの命さえ差し出すから
弱音を目一杯かばんに詰め込んで
溢れ出さないように必死で抑えてる
ふと誰かに欠片を渡しそうになるけど
渡せる人がいないのは幸いだ
きっとそうだ
そんな人がいたら
今すぐに渡してしまいそうだから
あぁまた大きなかばんにしなきゃな
欠片をふと落としてしまう前に
溢れ出てしまう前に
いつの日か出会うかもしれないそんな人と出逢う前に