どんなに光輝く空の下でも その心は不釣り合いだと嘲笑うだけ
分かりきった忠告をすり抜けて 通りすぎて逝こうか
当たり前にさ迷う魂は 涙もすべて流し終えて まだ見えるのは抜け落ちた足下 いつ墜ちるかわからない抜け道を 今はただただ走ってく 嘲笑が届くことのない場所へ
真っ直ぐに生きようとすると 息苦しくなる どうしようもなく どうしようもなく
折れ曲がった魂たちは 意気揚々と蔓延り ますます ますます 僕らの首を締めあげる
真っ直ぐにただ ただただ真っ直ぐに 生きたいだけなのに 生きたいだけなのに…
夕影で桃色に染まる君の影を そっと後ろから指でなぞる
気がついたかのように 君がふと振り返る
笑顔は黄金に染まり 手が届くはずもないことを 僕は心に刻む
知られないようにそっと わからないようにそっと そうやって僕は見てくんだろう 君の未来(かなた)を 何でもない振りをして