君の瞳に映るのはきっと
僕がいない未来で
僕の瞳に映るのは
真っ暗な未来で
光輝く君の明日の
影で僕は構わないんだ
見えてなくても
忘れてしまっても
明日の君が笑っていれば
僕はそれで十分だから
何か遺せるかな君に
幸せの欠片だけでも
ビー玉の中にでも閉じ込めて
薄紅舞う空へと投げた未来に
何が見えるだろう
輝く明日か黒色に染まった未来か
隠して消えた花霞
その手に見えたのは輝く光
どうしようもないのだと知らせるもの
多くを望まないと
幸せは望んではならないと
言い聞かせてきたけれど
薄紅舞う空へと投げた未来に
何が見えるだろう
輝く明日か黒色に染まった未来か
隠して消えた花霞
孤独に愛され続けるのだろう
ただ一人で生くのだろう
愛されることはないと
思いが叶うことはないと
わかってはいるのだけれど
薄紅舞う空へと投げた未来に
何が見えるだろう
輝く明日か黒色に染まった未来か
隠して消えた花霞
生きていけばいい
生きていけばいい
たとえ意味がない生命(いのち)でも
たとえ価値のない人生(あゆみ)でも
断てるほど疲れ果てるまで
生きていれば、いい