2014年7月20日日曜日

小さな淡

両想いとかいう幻に憧れては傷付き
懲りない魂は幻に溺れる

左手に光るものが見えても
1%もない可能性を夢みてしまう
呆れた心

どんなに好きになっても
どんなに愛しても
一方通行な思いに終わりは来ないのに・・・

どんな顔してしまうかって
ちゃんと「おめでとう」って言えるのかなって

幸せになってくれたらそれでいい
それでいいと思っているけど
1%の可能性まで溶けて消えたらって思うと・・・

たとえ1%可能性があったって
叶わないことぐらい知ってる
だけど
その淡くて小さな希望までなくなる日が
とてつもなく恐ろしいんだ

だから今から心の準備をしなきゃ

現実を受け止めよう
現実を受け入れよう
そしたら希望がなくなったって
きっと心、大丈夫だから

現実を受け止めよう
現実を受け入れよう
淡い希望が突然なくなるその日のために

2014年7月1日火曜日

虹色の住人

1%もない希望を持ってたって
どうにもならな過ぎてもう疲れた

灰色の街の住人だから
叶いっこないって知ったのは
叶いっこない希望を持ってしまってからだった

知ってしまった
知ってしまった
希望なんか持っていても傷つくだけだと
知ってしまった

灰色の街に住んで色も忘れてしまった
虹色の街に瞳を向けると眩しくて

虹色の街に住むことは出来ないって
虹色の街に住む君には手が届かないって
気付いてしまった

わかってしまった
わかってしまった
希望を持つことは無謀なことだと
わかってしまった

灰色の街に住む僕が
虹色の街から君を連れ出すことなんて出来ないと

気付いてしまった
気付いてしまった
最初からこんなこと決まってるんだと
気付いてしまった

灰色の街の住人だから
虹色の明日は見れないのだと