ゆっくりと動く心を無視して
足早に通り過ぎる影
残されるのは君の残笑
それは刹那に輝く残照となってく
異なる時を刻んでる僕らはきっと
交わることはないから
心の鍵を閉めて空に投げた
走り去っていく日々を背に
スローモーションみたく歩む
影は日毎に薄くなり
覆い包む影と同化するように
暗がりに飲み込まれてく
繋がる時はないと告げる鐘が
低い音を響かせるから
心の耳を塞ぎ丸め込んだ
記憶には君の残笑
この瞳(め)には暖かな残照
遠ざかる時を証明する格子が
行くてを阻み続けるから
心の瞳(め)を閉じて暗がりに堕ちる
異なる時を刻んでる僕らはきっと
交わることはないから
心の鍵を閉めて空に投げた