君からの突然の電話
嬉しくてすぐ受話器を取った
左手の薬指
見たときから気付いてた
傷つくタイムリミットが来たんだ
たまにちらっと姿見せながら
少しずつ近付いてた
それが神様がくれた僕への準備期間(present)
いつだってそうなんだ
神様が僕にくれるのは
愛しい人の愛じゃなくて
叶わないことへの準備期間
哀しみが押し寄せても泣かない
涙を飲み込んで強くなれと
誰かに言われてる気がするから
傷つくはずの言葉だけど
君が幸せならそれでいいんだ
神様がくれた準備期間(present)
僕はちゃんと使えたかな
傷をゆっくり癒すように
雫を心に押し込める