あなた手に光る星
僕は見れない 僕は見れない
あなたの顔をつたう光
流星のように去っていく背中を
どれだけ見つめてただろう
地平線の彼方にあなたが消えるまで
波打つ瞳を向けていた
幾つ時を数えても
幾つ夜を越えても
何もない 何もない
振り返らない 振り返らない
僕が塵になろうとも
振り返れない 振り返れない
僕の視線は届くことなく
薄く引かれた異次元のカーテン
μ(ミクロン)も破れない僕の鼓動
摑み出して放り投げよう
空へと
僕に見えないあなたの宙に
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