2015年6月8日月曜日

あなたの空に光る星を僕は見えない

僕は見えない 僕は見えない
あなた手に光る星
僕は見れない 僕は見れない
あなたの顔をつたう光

流星のように去っていく背中を
どれだけ見つめてただろう
地平線の彼方にあなたが消えるまで
波打つ瞳を向けていた

幾つ時を数えても
幾つ夜を越えても
何もない 何もない

振り返らない 振り返らない
僕が塵になろうとも
振り返れない 振り返れない
僕の視線は届くことなく

薄く引かれた異次元のカーテン
μ(ミクロン)も破れない僕の鼓動
摑み出して放り投げよう
空へと

僕に見えないあなたの宙に

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