2016年4月30日土曜日

明日へDive

繰り広げられる狂気の沙汰
明日は我が身だ正気を打破
この身どこまで耐えられんだ

正気と狂気は紙一重
背中合わせに繋がってる
少しの刺激で狂気の沙汰
出合頭の乱舞に狂え

正気を勝機にしてさぁ行けるか
どこまでいつまで保たれんだ

目の前には狂った人形
色をなくした瞳に映るのは何だ
鏡合わせの明日へDive

あぁ崩れてく
築き上げた幻想
積み上げた暗闇
さぁと手招く狂気じみた光に
掴まれた腕砕いてすり抜けろ

バランス崩せば堕ちてく魂
抱えて明日へDive

2016年4月12日火曜日

ブレーキ

嘲笑(わら)われたっていいさって
とっとと思えたら
どれだけ生き易くなるのだろう
どうでもいい性根が邪魔して
ブレーキかける

それはいつも気持ちと裏腹
矛盾抱えてせめぎ合い生きてくのさ

人は誰も裏表
背中あわせて生きてんだ
ころころって変わるあの日の空のように
コロコロさせて日々
やり過ごすんだ

ブレーキぶっ壊して進めたら
どれだけ日々の景色変わってくだろう
生きる意味
引き寄せられるだろう

微弱な電波で変化する
この魂を
簡単に操れたなら
もっと上手く生きられるかな
あの子のように

2016年4月11日月曜日

花雪

花雪ひらり
追いかけてきらり
堕ちてく雫 止まずほろり
こちらの方向いてちらり

舞い散る儚しひとひら
手のひらに撒いて
拾いし花ひら ふわり咲いて
見届けて 留めて心(ここ)に

ひらひらを受け止めて
届けようあなたの朝に
暖かな風が吹くように
永遠に刻む音のように

花雪ひらり
追い越してちらり
向いてこちら 色輝くきらり
伸ばしふわり消えてほろり

2016年4月3日日曜日

タイムアウト

子どもじみたフォーカス
捉えては消えてくビーナス
離れていく背中を
見つめることもできなくて
蒼に目をそらす

音を立てず過ぎ行くときをただじっと
音を立てず通り過ぎてくのを微動だにせず

感情殺してタイムアウト
時が来たならその“時”でいい
心置き去りにして動き出すさ

頼りない君に差し出す
この手を心を身体を
傷つけたいだけ
好きにすればいい
いくらでも受け止めるさ

走り抜けてく傍をそっと
走り抜け去ってく追いつけないほど速く

感情殺してタイムアウト
立ち止まったら崩れそうで
無情でも歩み続けるさ

心置き去りにして動き出すさ