人は後悔する生き物なのでしょう
選択肢が増えるほどに後悔の数も増えてく
立ち止まることも許されない日常のなか
疑心暗鬼に定めた方へ歩いてく
悔いのない人生とかいう選択肢はあるわけもなく
時がただ過ぎ去るのを見てるだけでも
何をできるわけでもなくても
もし選択できたならと悔いるのでしょう
それならばいっそ後悔を楽しめばいい
悔いて悔いてその度に
別の道歩んだ自分
ファンタジー見つめて
ファンシーに歩めばいい
悔いて悔いてその度に
これから来る選択肢に向かい
堂々と選んで行けばいい
ロールプレイングみたいに
どうしようもなくて
わからなくて わからなくて
濁流に飲み込まれるような
苛まれてはまた流されてく
その身散らして
半透明な扉の先に
手を掛けて また離して
逃げ出せない身体は
塊がそこにある
流されて とどまって
繰り返し 動いてく
いきつく先もわからぬまま
その声導く先にあるのは
ねぇ仕合わせだと言ってよ
涙流すことさえ許されない
そんなものにのみ込まれないで
光がなけりゃ僕は生きられない
どうしようもなくて
わからなくて わからなくて
濁流に飲み込まれるような
苛まれてはまた流されてく
その身咲かせて
くるくるまわるメリーゴーランド
同じところをぐるぐるめぐって
まわりまわったあの日々まで
まきもどせときを
妖しげに踊りだす木々に
魅せられて進む樹海
限られた空間で揺れる結界
破れてはまた
乱されてはその度
闇の中を這いまわり
みまわれる眩暈
引き摺らぬよう
くるくるまわるメリーゴーランド
同じところをぐるぐるめぐって
まわりまわったあの日々まで
まきもどせときを