何も出やしないけれど 期待したくなる
次はきっと そうさきっとと 期待したくなる
なぜだか魂は 時折ひどく楽観的で
その楽観に度々ついていけなくなるから
埋まらない溝に溜息落として
きっとこれからも生きてきます
わかっているのにね
だけれども埋められないのはきっと この性(さが)かな
止まらぬ悲観に足をすくわれて転げ落ちそうに
たぶんこれまで生きてきました
理由なく生きるのは恐くて怖くて
おののいては躓いて繰り返して
時々のぞく明るさは眩しくて
とてもじゃないけど ずっとは居られないでしょう
暗さの中に生きていくのだとしても
垣間みえる期待が
きっと生かしていくのでしょう
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