君の笑顔見るたびに
幸福感と勘違いが駆け抜けてく
その手を取りこの胸に引き寄せたいと
人知れず欲望が生まれる
雪を踏みしめる旋律に心踊るとき
現実は儚くて虚しくて
ただただ愛おしくて
柔らかな旋律を紡ぎだすよ
暖かな日々のように
その輝きの向く方に僕がいなくても
ゆっくりと動き出す時のように
優しさに紛れた寂しさは
暖かな風に変わる
そっと包み込むように
緩やかに頬を掠めてく
君は誰?僕は誰?
そんな問いかけが身体をすり抜けてく時に
Happy birthdayが通りすぎた
なにもこんな日に
改めて自覚させてくれなくていいのにそいつは
なにもこんな日に
わかりきったことを嘲笑いながら通りすぎる
なんだっていいんだ
なんだっていいのに
どうして
哀しみのどん底に突き落とす選択をするの?
わかってることだけど
わかってることだけど
なにもこんな日に思い起こさせてくれなくていい
なにもこんな日にって
仕方ないのもわかってるけど
うまく騙してくれたらいいのにって
たとえいらないパーツだとしても…