今宵、時の棲家
逃げ込んだ先にみたのは
息ひそめる眼(まなこ)
瞳模様はうらはらに
温もり求め揺れ動く
差し伸べようかこの手
奪おうかその寒さ熱さで
戸惑いに彷徨うは鐘の音
気が付けば暮れゆくよいの中
誰思う君は
この熱を求めんと
左右に揺れ動く
引き出そうかこの腕
抉じ開けるようにその熱さ
惑わず求むれば隙間から
差し込む光が創る影のように
今宵、時の棲家
逃げ込んだ先にみたのは
息ひそめる眼(まなこ)
瞳模様はうらはらに
温もり求め揺れ動く
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