闇が支配する世界を徘徊している純白の天使
漆黒の薔薇を持つ僕じゃ不釣り合いだね
けれど泣き濡れた僕に手を差し伸べたのはあなただった
その涙を止めようこの手で
どんな戒めを受けようとも
僕はあなたの元へ
純白の薔薇を届け続けよう
枯らさぬよう染まらぬように
差し伸べられた手は冷たくて
まるで雪のようだった
繋いだ手から美しい旋律が流れ込んでくるようで
僕はあなたに流れる音楽を聴いた
あなたの微笑みのような音楽を聴いた
心が結露する前に
その涙をすり替えようこの手で
どんな罰を受けようとも
僕はあなたの涙を盗みに行くよ
溢れてしまう前に
たとえこの命にかえても
僕は行こうあなたの元へ
心が結露する前に
その涙を止めようこの手で
どんな戒めを受けようとも
枯らさぬように染まらぬように
命と引き換えても僕は行こう
あなたの元へ
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