遠き日々を想う
酔いしれるような光景(けしき)もなくて
眉をひそめるような眩さもなく
時を巻き戻せるとしてもきっと
戻ることなく生くのだろう
見えないその向こう側へ
深い闇越えて
光探してた背景画
描いては破り棄て
透明なキャンバスを探すのだろう
味気ない過去(みち)を過ぎ
続いてく未来(みち)は幾重も重なって
惑う足もと
進むこともできずに
祈るように見つめたその先に
ダークグレーの空が光る
堕ちゆく光掴まえて
朽ちゆく明日へ投げ込もうか
深い闇越えて
光探してた背景画
描いては破り棄て
透明なキャンバスを探すのだろう
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