2015年8月9日日曜日

碧い星の上で

この碧い星の上
争いがなくなることはないと
ぼやけた現実しか見てない瞳は気付けるのだろうか
祈り捧げる人を嘲笑うように続いている銃声
横を向けば続いている音無き睨み合い
僕たちの当たり前が当たり前ではなくて
逆さまな当たり前が同じ空の下にあるということ
君の心には見えているのだろうか
神様はたった一人じゃないという世界が
どれほど寛容で生きやすい場所なのかと
取るに足らないことさえ許されない
そんな世界が海の先にあるということ
願いとは裏腹に人間の愚かさは消えないと知った上で
僕たちに何ができるだろう
聞く耳を持たない人々に未来を阻まれながら
僕たちは何ができるだろう
人が人である以上消えない憎しみや嫉みという感情が
彼らを過ちへと引きずり込んでいく
非力を束ねて立ち向かう術しか知らない僕たちは
止まない争いに立ちはだかるため一つずつ
この非力の束を増やしていくんだ

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